黒いエビ!? ハイランドファームのきよら美濃エビが黒い理由

2018/11/26きよらエビ
黒いエビ!? ハイランドファームのきよら美濃エビが黒い理由

海のない県岐阜県瑞浪市で生まれた「きよら美濃エビ」。今回は「きよら美濃エビ」が黒い理由とおすすめの食べ方を紹介します。

きよら美濃エビとは?

きよら美濃エビは岐阜県瑞浪市で陸上養殖されているバナメイエビのことです。清らかな美濃のエビから「きよら美濃エビ」と命名されました。

なぜ陸上養殖なのか?

みなさん、岐阜県瑞浪市は言わずと知れた海なし県です。そんな瑞浪市でどうして水産業を?と思われる方も多いと思いますが、海がなくても瑞浪には日本名川にも選ばれているほどのきれいな水があります。
バナメイエビであるきよら美濃エビは淡水でも海水でも汽水エリアでも生育できるのが特徴ですが、山間部のきれいな水で育てた方が臭みがなくよりおいしいエビを作れるので実は海がなくてもぴったりの環境なのです。

きれいな水で人工海水をつくる理由

きれいな水であることは大事ですが、やはり養殖には淡水よりも海水の方が向いている面もいくつかあります。

病気に強い

先ほどものべたようにバナメイエビは淡水でも海水でも汽水でも生育しますが、ある程度塩分のある水で育てた方が病気にかかりづらく、元気なまま育ちます。

ミネラル豊富

エビだけではなく、実は動物は体全体で栄養を吸収しています。そうなんです、口から食べているものだけじゃないのです。きよら美濃エビを淡水ではなく独自の配合で塩分をたした環境で育てるのは塩分のある水の方がアミノ酸が豊富でよりおいしいエビができるからです。

黒いわけ

エビやカニの黒変ってご存知ですか?

エビは尻尾の方が、カニは胴体の方が少し古くなると黒くなっているものを見たことありませんか?これを一般的には「黒変」というのですが、実際のところは食べても特に害はありませんがあまり良い気はしませんよね?

なぜ「黒変」という現象がおこるのかというと、「チロシン」というアミノ酸が酸化してメラニンを形成するからなのです。そうです、シミのもととなる黒褐色が象徴的なあのメラニンです。

黒くならないエビの方がこわい

この「黒変」対策として実は海外から輸入されてくるエビには「黒変防止剤」という劇薬が使われていることがあります。黒くならないからといって劇薬はさすがに怖くないですか?ということできよら美濃エビではそもそも黒い状態で出荷できるよに養殖することにしました。

安全でおいしいエビの養殖を目指しているハイランドファームでは、もちろん着色料や餌で黒くしているわけではなくて、エビのもつ「保護色」という特徴を利用して黒くしています。あくまで自然の力を使っています。

黒いエビの隠れたポイント

  • 特殊技術によって黒くすることで逆に身が透明になる
    →透き通ったエビの身の方がおいしそうですよね?
  • 色素が黒いと病気に強くなる
    →新鮮で元気なエビが良いですよね?
  • 火をいれて調理したときにきれいな赤色になる
    →バナメイエビは本来あまり火をいれてもきれいな赤色にならないのです。

きよら美濃エビは生食がおすすめ

新鮮なきよら美濃エビならではの生食が一番おすすめです。バナメイエビはあまり生で食べるイメージがないと思いますが、きよら美濃エビは本当に生食が一番です。味噌ももちろんおいしく食べられます。

そもそもエビって生がなぜおいしいのか?

プリッとした食感、噛めば噛むほどでてくる甘みと、エビは生で食べる時が一番おいしいと思いませんか?

食感はそのままですが、味についてはアミノ酸を直接とれるというところが一番大きいと思います。アミノ酸は「おいしさ」にとってキーであるといっても過言ではないほどのいろいろな味をもっています。甘み・苦味・酸味・旨みと多種多様な味をもっています。
そんなアミノ酸をダイレクトに取れることでおいしく感じるのではないでしょうか?そういえば、高級な天婦羅屋さんなども中は生ででてきますよね?

きよら美濃エビは生食おすすめポイント3つ

  • 産地直送
    →岐阜県瑞浪市、そうバナメイエビとしてはめずらしい国内出荷です。
  • 薬品不使用
    →食の安全・安心を追求するきよら美濃エビは薬品使用率0%です。
  • きれいな水で養殖
    →日本名川にも数えられるきれいな水で養殖しています。

陸上養殖の未来と必要性

陸上での淡水を使っての養殖を選んだハイランドファーム東濃。どうして陸上養殖という方法を選んだのか?

養殖の必要性

現在世界中の海で漁獲高が減ってきています。これには環境汚染や世界人口の増加などいろいろな問題が原因となっています。漁獲高が減ることは価格に直接影響しますが、これは魚を多く食べる日本人にとっては非常に大きな問題であり、実際にかつてはお手頃だった魚でさえも価格があがって買えないというケースも発生しています。

こういった状況のもと家庭に安全・安心で美味しい魚介類を届けるために養殖はかかせないものとなってきています。養殖のメリットはやはり「天候等に左右されづらく計画生産ができる」という点ですので。

陸上養殖にしたわけ

あまり知られていませんが、実は世界中で陸上養殖が進んでいます。この理由としては養殖による餌や薬品での海の汚染、また汚染された海での養殖など、海上でのまたは海から引いた水での養殖は必ずしも安全であるとは言えないからです。

こういった状況で海上養殖を繰り返すとさらなる自然の破壊につながり、将来において決して良くない状況を残すことになります。

ですからハイランドファーム東濃の陸上養殖では一切薬品を使わず、環境に対してやさしい養殖技術を開発・提供しています。

なぜ岐阜県瑞浪なのか?

これは海のある県だと漁業組合との衝突が避けられなかったりすることもあり、既存組合との共存共栄という意味で海のない岐阜県の瑞浪市でスタートさせました。またハイランドファーム東濃は「農漁業組合」の設立という農業と漁業をコラボレーションすることで、安定した収益と労働環境の提供を目指しているという点でも瑞浪市は最適な場所でした。

きよら美濃エビの特徴

あまり知られていないことかもしれませんが、基本的にエビは料理してしまうとあまり味に差が出なくなってしまう傾向の強い食材です。ハイランドファーム東濃がきよら美濃エビの生殖をおすすめするのはそのあたりの理由があるのですが、とはいえ「生で食べたけどあまり・・・」ということではダメですので、「たしかに生がおいしい!」とバナメイエビを育てています。

きよら美濃エビ(バナメイ)のおいしい2つのポイント

車エビにひけをとらない食感

もともとバナメイエビは車エビと同じ科に属するのですがきよら美濃エビはプロの料理職人さんが車エビとひけをとらないとびっくりされるくらいの食感です。

甘エビにひけをとらない甘み

次のポイントがこの甘みです。あのエビならではの甘みが強い甘エビに全く引けをとらない甘みがきよら美濃エビにはあります。